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◆米ヤフー5億件のメールアカウント情報の流出を発表(報道)◆
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  平成28年09月24日
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米ヤフー5億件のメールアカウント情報の流出を発表(報道)

米ヤフーでは、2014年後半にサイバー攻撃を受け、少なくとも5億人分のアカウント情報が流出していたことが判明したと、9月22日発表しました。 米メディアによると、単一企業による流出事件では過去最大級になります。

流出したのは氏名、メールアドレス、パスワード、電話番号、秘密の質問、などのアカウント情報です。これらが、闇サイトで、 販売されていることが8月に発覚、ヤフーが調査した結果、今回の流出が明らかになったものです。
米連邦捜査局(FBI)は、「大変深刻に受け止めており、原因と犯人を突き止める。」 と22日に声明をだしました。

「Yahoo!JAPAN」を運営する、日本のヤフーは、2016年9月23日段階で 「今のところ、ヤフージャパンを利用するお客様の個人情報の流出や被害は確認されていません。」 としています。

世界的な規模のサービスやSNSでの大規模な流出事件が相次いでいます。 複数のセキュリティ関連企業の指摘によれば、これらの流出で得られた情報は、闇市場でデータベース化されており、販売される一方で 新たな攻撃の材料にも使われます。 多くのユーザーで、複数のSNSやメールサービスで連携や情報の紐づけをしていたり、パスワードに類似性がある傾向があるからです。

パスワードについては定期的に変更し、サーバーに重要なメールを残さず早めに削除すると同時に、複数のSNSや大手メールサービスを使用している際には、 パスワードに類似性があるものや個人情報から推測できる情報の一部を使用しない、などの自己防衛策を講じることをお勧めします。


2016年9月1日 ドロップボックス 6800万のアカウント情報漏洩と発表(AFP/時事通信)

2016年7月11日 最大4000万人のiCloudパスワードが漏れた可能性(oslonline/カスペルスキー)

2016年6月10日 3200万人のTwitterアカウントのパスワードが漏洩(AFP通信、時事通信報道

2016年6月2日 大手SNSなどから史上最大級の6億4200万件のアカウント情報が流出(各社報道)

2016年5月7日 米グーグルやヤフー、マイクロソフトなどから2億7千件の流出(当社記事)

2016年3月26日 国内1800万人分のパスワードが見つかったと新聞報道。(当社記事)

■追記
2016年11月16日 フェイスブックでは流出パスワードを闇市場から購入。セキュリティ対策のため。
  流出したものと同じパスワードをユーザーが利用すると警告を発するためとWeb Summitで説明。
2016年12月15日 米ヤフー新たに10億人を超える利用者のアカウント情報が流出(ロイター通信日本)




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